りんごの芽
りんごの芽がでました。
ひと月ほど前、丸かじりしたりんごの芯を、枇杷の鉢の隅に植えていたのです。 前日まではなにも見えなかったのに、ある日とつぜん3センチほどの芽がでていました。
ひょろりとしてまっすぐな、草の様な芽です。でも、とても青々としています。くっついて2本でています。 2日くらいで、つやつやとした芽の先から、まぁるいふた葉が開きました。
水をかけると、水滴がぷっくりとついて、いっそうつやつやにみえます。 小さな青い芽はとてもかわいらしく、見ていてあきません。
桃栗三年柿八年と言うけれど、そう言えば、りんごって何年で食べられるようになるんでしょう?
白い花が咲き、花が散り、小さな実がたくさんお日さまを浴び、青く固い実が赤く甘く瑞々しくなっていくまで、いったいどれくらい待てばいいのでしょう?
三年?五年?十年?
ずっと先と思っているけれど、それは案外あっと言う間なのかもしれないと、つやつやと光るちいさなふた葉をみながら、ぼんやりと考えています。





